INTERVIEW

女子も惚れる!? “漢らしい”ベーシスト・清にパーソナルインタビューを決行!

女子も惚れる!? “漢らしい”ベーシスト・清にパーソナルインタビューを決行!

ーー清さんが音楽を始められたキッカケを教えていただけますか?

清:ピアノを小学校1年生の頃に始めたことがキッカケです。親に習わせてもらいました。実はずっとピアノを弾く仕事に就くんだと思っていたんですけど…。中学生になったら色々なものに興味が出てきますよね。バスケや英語…あとは音楽でもロック方面にハマったりしてピアノの練習をサボるようになりまして…。それで親にも怒られて中学でやめましたね(笑)。

ーー(笑)。その後にベースを始められるわけですね! 最初からベースなんですか? ギターではなく?

清:そうなんですよ。その頃、私が聴いていたのはLUNASEAとかL’Arc~en~Cielなどのロックで私の耳に一番印象的にスッと入ってくるのがベースの音だったんですね。それでベース弾きたいなと思いまして、15歳位の時に初めて自分のベースを手に入れました。で、ベースを手に入れたんですけどバンドを組むワケでもなくて、家で趣味として弾く感じでした。好きなミュージシャンのインタビューを雑誌で読んで楽器のパーツの名前とか出てくるじゃないですか。ピックアップとか。何言ってるのか分からないのがとても嫌だったので言葉の意味を調べているうちに楽器そのものに興味を持ち始めて楽器の勉強も始めました。

ーーある意味、機材オタクみたいな感じですか?

清:そうですね。普通、高校とかでバンド組んだりすると思うのですが私の場合、ベースそのものに興味が湧いてしまって…。その後は楽器制作を学ぶ専門学校に行きました。

ーー女性では珍しいですよね。

清:よく言われます。男性は機械やメカっぽいのが好きな方が多くてそれを追求する方もいると思うのですが、女性はあんまり聞かないですよね。ベースを持って、“ベーシストになりたい”って言うよりは“ベース職人になりたい”っていうのがベースに関する最初の夢でした。自分の工房を持ちたいなぁ、みたいな…。

ーーすごいですね、本格的な…。

清:本格的に木削りまくってましたからね(笑)。木削って、金槌でフレット打ったり、塗装までして。その頃は職人になるんだと思ってました。卒業後はその専門学校のアシスタント講師になって、講師として雇ってもらえるくらい楽器作りを勉強したんですけど、だんだん弾きたくなってきて…(笑)。講師を辞めて、大阪でバンドを組んで活動していたのですが、バンドが活動休止するタイミングでLEVINさん(La’ cryma Christi)と前田由紀さん(ex.Whiteberry)がやっていたTHE HUSKYから声がかかって上京しました。ちなみに現在サポートでお世話になっている森重樹一さん(ZIGGY)とはその頃のバンドが縁でお声がけいただきました。

ーーバンドでの活動とサポートでの活動。考え方や取り組み方の違いはありますか?

清:私の場合は特にないですね。バンドの方がメンバーと付き合いが長いので精神的に楽ですが、ありがたいことにサポートの現場でも自分が制限されることがないんですよ。「もう思いっきりやっちゃって!全力で!」ってみなさん言ってくださるんです。なので、特にサポートとか関係なく、“全部自分のバンド”っていう感じで思いっきりやっているのでサポートだから遠慮しようとかは絶対にしません。

ーーサポートといえば、Marty Friedmanさんのアメリカのツアーにも参加されていますよね。

清:あれはびっくりしましたね。Marty Friedmanさんの曲を弾いた音源を聴いてもらったらすごく気に入ってださって「アメリカに来い!!! 俺のバンドに入れ!」って(笑)。

ーー(笑)。

清:やっぱり海外の方はハッキリしていますよね(笑)。他にも色々仕事があったので行くべきか悩んでいたのですが「シンプルに行きたいなら、行こう!」って最後に言ってくださったんですね。それでアメリカに行きました。一緒にやってみるとやはりメタル界のスーパースター、すごくかっこいい。ちなみに日本のメンバーが何人かいるので「今日は日本語禁止」っていうゲームをするのですが、Martyさんが一番日本語喋ってます(笑)。

ーー話は変わりますが、昨年は長瀬智也さん(TOKIO)と神木隆之介さんの主演映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』にもベーシスト・鬼姫役でご出演されていると…。本当に幅広いご活動ですね!

清:私、カッコ良かったんですよ(笑)。オファーを頂いた時にベーシストだし、演奏シーンでちょっとした役かなって思ってたんですが、ちゃんと役名もいただいて、衣装も作っていただき、大阪弁の台詞もあって…「マジで?」って思いましたね。清そのものでした(笑)。宮藤官九郎監督が映画の中の“極悪ガールズバンドに似合うとにかく激しいベーシスト”を探してたみたいでYouTubeとかで私の姿を観てくださって繋がった案件です。ホントに素晴らしい経験でした。音楽をやってきて良かったと思いましたね。まさかアクション練習をすることになるとは、思わなかったけれど(笑)。

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