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新木場に開いた“運命の花”THE BACK HORNツアーファイナルの熱い夜

新木場に開いた“運命の花”THE BACK HORNツアーファイナルの熱い夜

6月12日に新木場STUDIO COASTで行われたTHE BACK HORNのツアー『KYO-MEIワンマンツアー ~運命開歌~』。フロアとステージの想いが絡み合い、運命の花が開いたツアーファイナル公演をROCKPRESS Tokyoがレポートする。


新木場に開いた“運命の花”THE BACK HORNツアーファイナルの熱い夜

熱い歌詞、頭に残るメロディ、特徴的な声で歌い上げられるストレートなメッセージ……THE BACK HORNは世間的には、ロックで熱いバンドというイメージがあるだろう。世のフェスなどでそのライブを拝んだことがある人も多数いると思うが、ワンマンライブとなるとどうだろうか?
今回、ROCKPRESS tokyoがTHE BACK HORNのツアーファイナルをライブレポの対象とした理由は簡単、ワンマンライブが熱い“ライブバンド”だからだ。いわゆるJロックと言われる界隈で常に前線を走り続け18年、リリース作品も数知れず、それでも彼らの真価も情熱も進化も常にライブを通して観ることが出来る。そんな本物のライブバンドの姿を、レポートしてみたかった。今更だと言われてもワンマンライブに訪れたことのない人、他のジャンルのファンがこれを読んで、THE BACK HORNに興味を持ってくれることを祈って、恥ずかしながらもレポートをさせていただく。

6月12日の新木場STUDIO COASTでは、お馴染みの赤いスピーカーがぶら下がる天井の下、満員のフロアが今か今かと開演を待ちわびている。会場が暗転すると即大歓声が上がり、手拍子がメンバーの登場SEに合わせてどんどん大きくなる。メンバーがステージに次々と現れ、1曲目の『暗闇でダンスを』のイントロが流れ始めると、地鳴りのような叫び声が巻き起こる。山田将司(Vo)の声が響き渡るフロアに赤いライトが点滅し、瞬間的に別の世界に引き込まれたようだ。『ダストデビル』ではステージの前っ面に出てきてギターを弾き倒す菅波栄純(Gt)に呼応して、センター付近で早速モッシュが巻き起こる。ベースラインが腹に響く『戦う君よ』では、長いネックを振り立てるようにして音をはじき出す岡峰光舟(Ba)の姿に見惚れる。松田晋二(Dr)が「今日の一夜を謳って、一緒に最高の夜を作りたいと思います!」と客席へ呼びかけると、続いて『その先へ』。菅波が雄叫び、客席も山田のヴォーカルに合わせて大合唱する。

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