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Plastic Treeメジャーデビュー二十周年“樹念” Autumn Tour 2017「雨を観たかい」ツアーファイナル・千葉文化会館をレポート!

Plastic Treeメジャーデビュー二十周年“樹念” Autumn Tour 2017「雨を観たかい」ツアーファイナル・千葉文化会館をレポート!

Plastic Treeメジャーデビュー二十周年“樹念” Autumn Tour 2017「雨を観たかい」ツアーファイナル・千葉文化会館をレポート!
 さて、後半ブロックを盛り上げるキッカケとなったのは、踊れるロックチューン「マイム」。ジャンプして踊りまくる観客が、さらに盛り上がったのが有村がナカヤマアキラ(G)にマイクを渡し、リードボーカルを任せた瞬間。思わぬ場面に場内が沸く。本編最後のMCでは、ご当地にまつわる思いがけないエピソードが語られた。
「千葉文化会館と言えば、BUCK-TICK先輩を見たこと」と語る長谷川に対し、有村は「高校生だったのでお金がなくて、外で(漏れる音を)聴いてました」と、若かりし頃の思い出を告白(ちなみにTHE MODSの公演だったそう)。また、9月にリリースされたトリビュート盤(『Plastic Tree Tribute~Transparent Branches~』)に参加した木更津出身の氣志團がカバーした「プラットホーム」をプレイするなど、いい流れで本編は大詰めに。こうして、ラストは「雨中遊泳」で象徴的に締めくくられた。
 この日の本編は、楽しくてあっという間……そんな感覚がリアルに感じられるくらい、濃密なものとなった。このあと、バンドはアンコールに応えて登場すると、「ムーンライト___。」でライブを再開。

「またここでライブできたらいいですね。ライブは大好きなんですけど、今日はいつも以上にそう思います。あ~、帰りたくないなって」
 MCでは名残惜しそうに有村が口を開く。地元でのツアーファイナルならではの特別な熱さは、会場の観客全員が感じていたはずだ。アンコールは優しいトーンの「37℃」で微熱を帯びながら終了したが、やはりダブルアンコールの声援が起こる。

Plastic Treeメジャーデビュー二十周年“樹念” Autumn Tour 2017「雨を観たかい」ツアーファイナル・千葉文化会館をレポート!
 メンバーが再びステージに戻り、長谷川が嬉しさのあまり「俺らも(千葉の)観光大使になりたい」と発言すると、有村も「俺も観光大使になりたい!」と宣言。千葉愛をのぞかせた。ダブルアンコールはそんな千葉のモノレールを題材に作った「千葉市、若葉区、6時30分」でスタート。有村は拡声器を手に、ザラザラしたボーカルでハードなナンバーをプレイ。大ラスは、各地で他のメンバーがリードボーカルをつとめていたという「メランコリック」を有村バージョンで盛り上げた。一度、エンディングをキメたものの、さらに演奏が続いたり、ここまでノリノリのパフォーマンスを見たのも珍しい。リアルなホームでのライブ、またここで見てみたい……素直にそう思える地元凱旋のツアーファイナルだった。

 バンドは現在、来年リリース予定のアルバムを制作中だそうで、その前には恒例の年末公演(12月29、30日@TOKYO DOME CITY HALL)も控える。お楽しみはまだまだ続きそうだ。

▶︎Plastic Tree Official web

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