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Plastic Treeメジャーデビュー二十周年“樹念” Autumn Tour 2017「雨を観たかい」ツアーファイナル・千葉文化会館をレポート!

Plastic Treeメジャーデビュー二十周年“樹念” Autumn Tour 2017「雨を観たかい」ツアーファイナル・千葉文化会館をレポート!

 9月中旬からスタートしたPlastic Treeメジャーデビュー二十周年“樹念” Autumn Tour 2017「雨を観たかい」。6月にリリースしたシングルも「雨中遊泳」という前振りもあり、雨にまつわる曲を中心に構成したセットリストでツアーを展開してきた彼ら。10月9日のツアーファイナルは、バンド結成の地であり、有村竜太朗(Vo)と長谷川正(B)の地元である千葉の千葉文化会館で行われた。 通常、ツアーファイナルには東京の会場が選ばれることが多いのだが、敢えてバンドゆかりの地で迎えるファイナルには感慨深いものがある。メンバーはもちろん、古くからのファンにも特別な思いがあったはずだ。

Plastic Treeメジャーデビュー二十周年“樹念” Autumn Tour 2017「雨を観たかい」ツアーファイナル・千葉文化会館をレポート!
 ちなみに、東京方面から電車で会場の最寄り駅に向うと、途中で市川駅を通過する。今はもうないが、市川駅の前にあったライブハウス市川CLUB GIOは、Plastic Treeがインディーズ時代によく出演していたハコである。移動しながらバンドの歴史を振り返った人も多かったかもしれない。

 ところで、会場となった千葉文化会館も50周年とのこと。歴史ある会場は、PlasticTreeの雰囲気と見事にマッチしていた。
 開演時間となり、おなじみのSE、My Bloody Valentineの「Only Shallow」が流れる。しかし、ほどなくボリュームが下がり、かわりに雨音のSEに変わっていった。ステージ前に降りたスクリーンにも雨の映像が映し出される。ステージにはメンバーがスタンバイし、「雨ニ唄エバ」で本編がスタート。有村は傘をさして歌うというパフォーマンスで雨の世界感を演出。一気に観客を引き込んでいく。それにしても、彼らには雨にまつわる歌が多い。中でも「twice」は「一番最初に作った曲も雨の曲でした」と有村が紹介。バンド結成の地で生まれた貴重なナンバーを披露した。メンバーのテンションもことのほか高く、MCで長谷川は「千葉~~~!」と絶叫。「この会場でライブできることが嬉しい! バンドを始めた頃の長谷川少年に見せてやりたい!」と、感情を爆発させていた。
 中盤も「水色ガールフレンド」や「蒼い鳥」など、雨がキーワードの楽曲を次々に披露。ひとくちに雨つながりと言っても、激しいものから優しい曲までバリエーションは様々。改めて楽曲の幅広さに驚かされる。久々に演奏する楽曲をメンバーの楽しんでいると見えて、MCでは佐藤ケンケン(Dr)も「みんな楽しんでますか? 楽しいですね~!」と、いい表情を見せた。

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