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『NAOKI(FANTASISTA/ex.Kagrra,)の人生どうかしてるぜ♡』Vol.9 森重 樹一(ZIGGY)

『NAOKI(FANTASISTA/ex.Kagrra,)の人生どうかしてるぜ♡』Vol.9 森重 樹一(ZIGGY)

森重:あ、そうだと思う。でも、僕だってずっと模索してるよ。もし自分にもっと可能性があるなら、それを知りたいじゃない? 模索しながら自分のポテンシャルって60パーセントくらいしか使ってないかもって感覚になったのが50歳前後にあったんだよね。僕自身は小さなトライを続けているつもりなんだけど、たぶんそれが今になってカタチになってきたんじゃないかな。“年を取った”って感じる年齢にはなったけど、逆にここからじゃないかって思えるようにもなったのね。この年だからできないって考えるのはホントにナンセンスだと思う。『2017』では、歌い手としてのポテンシャルの活かし方が変化したかもしれないね。

NAOKI:僕は今回のアルバムに『YELLOW POP』を感じたんですよ。

『NAOKI(FANTASISTA/ex.Kagrra,)の人生どうかしてるぜ♡』Vol.9 森重樹一

森重:あ~、『YELLOW POP』や『ZOO&RUBY』の匂いを感じてくれる人もいるかもしれないね。歌に特化して、森重樹一やZIGGYを追いかけてきてくれた人達には、すごくわかりやすい作品になったと思う。それに、54歳のシンガーがやり続けている歌って、24の時より、俺はいいと思ってるんだ。それはスキルがどうのっていう話じゃなく、30年続けてきたからこそあるものがある。それが今回できたのは、すごく幸せなことだと思う。また新しいスタートだよね。ひとり体制のZIGGYになって不安になった人もいたと思う。いろんな時代はあったけど、今ひとりでやっていることにも意味はあるし、続けていく第一歩になってるんだよね。それは既存のバンド感にしばられたらできないことじゃない? だからさっき、NAOKIくんがベースを弾きながら歌うって言ってたけど、とてもいいなって思うよ。リズムとメロディーの絡むところにいるベーシストの歌って、視野が広いよね。その広さを活かして欲しいな。

NAOKI:どういう風にやればもっとうまくいくのか……。

森重:正解はあるようでないよね。メトロノームやクリックが出す等間隔のリズムは心地いいけど、歌はそうでなくてもいいと思う。それに、NAOKIくんが今後、いろいろ活動していく中で、いろんな人を音を合わせていけたらいいと思うよ。

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