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【A9】新旧曲入り乱れるセトリ!2部構成の新感覚ライヴを徹底的リポート

【A9】新旧曲入り乱れるセトリ!2部構成の新感覚ライヴを徹底的リポート


【A9】新旧曲入り乱れるセトリ!2部構成の新感覚ライヴを徹底的リポート

2016年4月16日に、A9の【Tour 2016 TRUTH IN LIGHT AND DARKNESS】初日公演が品川ステラボールにて行われた。同ツアーは、4月13日にリリースされた2nd EP『LIGHT AND DARKNESS』を引っ提げ全国16か所を回るものである。
去年に1年間の充電期間を終えてからのA9は、アルバム制作にあたってのクラウドファンディングの利用や、衣装制作での一流ファッションデザイナーとのコラボなど、革新的な試みで注目を集めている。今回のツアーのステージは2部構成になることが発表されており、彼らの新たな試みがどう展開されるのかが期待されていた。
1部開演前のステージ上には、下手からBa.沙我、Dr.Nao、Gt.虎、Gt.ヒロト、の並びでぐるりとVo.将のマイクを囲むように機材がセッティングされており、早くも漂ういつもと違う空気感にファンもざわめいた。


【A9】新旧曲入り乱れるセトリ!2部構成の新感覚ライヴを徹底的リポート

会場が暗転するとまばゆいライトがステージを照らし、Naoがにこやかに登場。歓声の中でリズムを刻み始める。そこに沙我、ヒロト、虎が続いて順に登場し、音を重ねていくセッションが始まった。メンバー同士が笑顔で視線を交し合い、共に音で遊ぶようなグルーヴが会場に満ちる中、最後に将が登場。1曲目は最新EPより「SILVER」だ。心地よくうねるバンドサウンドに、ファンのクラップが溶け合っていく。
ムービングライトを使わずに、虎が気合を入れて大部分を制作したという映像で世界観を作り出してゆく1部の演出は、今まで見た事もないような非常に斬新なモノだった。ステージを覆うようにダイナミックに映し出される映像と音に互換が刺激されて、ロックバンドのライヴというより、モダンアートのインスタレーション作品を見ているような錯覚に陥る。
10年以上前にリリースされたアルバム収録曲の「Sive&Diva」、新アレンジの「華【hae・ne】」が流れるように放たれると、ファンがどよめいた。慣れ親しんだ「華【hae・ne】」のリフが、サイケでダウナーな新しい色で塗り替えていく様は圧巻だ。更には春らしい歌詞がロマンチックな「BLOSSOM」で、ヒロトがシンセサイザーを弾きこなして魅せる。新しい要素が次々飛び出すステージに、胸が高鳴ったのは筆者だけではなかったはずだ。

「今日はいつもと違った趣向です。皆さんびっくりしましたか?虎さん上手にお借りしてますけど、すぐ返すんで不満そうな顔しないでください!その代わりNaoさんが近いでしょ(笑)。」(将)

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