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『NAOKI(FANTASISTA/ex.Kagrra,)の人生どうかしてるぜ♡』Vol.5 seek

『NAOKI(FANTASISTA/ex.Kagrra,)の人生どうかしてるぜ♡』Vol.5 seek

seek:話は変わりますが、俺の場合は基本的にずっとバンドの窓口だから、コミュニケーション能力を付けないとと思うようになったんですけど、NAOKIさん自身が自分の中でコミュニケーションスキルを上げるようになったキッカケというのはあったんですか?

『NAOKI(FANTASISTA/ex.Kagrra,)の人生どうかしてるぜ♡』Vol.5 seek

NAOKI:やっぱりバンドという環境じゃなくなった時に変わらないといけないっていうのがあって、人の楽曲を演奏してお仕事をするプレッシャーだったりが自分を変えたんだろうね。人との関係、繋がりは大事にしつつ、そこからの出会いで今後、色々出来たらいいなって思うようになって。

seek:今、振り返って自分でも病気やなぁって思うのが、コミュニケーション能力を付けなアカンと思って、一時期、ツアー中に立ち飲み屋によく行ってて。僕は一番端っこに居て、店側の人も含めて誰も初めはメニュー以外で会話することはないんですけど、それをどうにか全員こっちに顔を向けさせようっていう修行をしてた時があって…。

NAOKI:それ、すごい修行だね(笑)。

seek:結構、苦行やったんですけど(笑)。早く一言でいいから俺に振れってずっと思ってて(笑)。引き出しを考えるというかこの人数の中で要は最大公約数になるまで自分がトークを持っていけばみんながこっちを向くだろうって考えてたんで…。なんか異常やったんです(笑)。多分、自分に自信がない頃で悩んでいたんだと思います。

NAOKI:なるほど。深いね。悩みって尽きないよね。よく色々な方から相談を受けるんだけど、大体難しく考えてるのは自分なんじゃないかなぁって思うことが多い。そう思わない?

seek:確かにそれはあるかもしれない。
あと特に歳を取ってくるとNAOKIさんの言う通り相談を受ける機会も増えてくるじゃないですか。そういう時、先輩として「バンドって音楽って楽しいんだよ」って言うようにしてて。先輩が“しんどい”って言うと“俺、5年後、10年後、こうなるのか…”って捉えられてしまうのではないかなって。良い事も悪い事もあるんやったら、極力ハッピーなニュースを共有したほうがみんなもハッピーになるのかなって思っています。やっぱり音楽を続けていくのがすごく大変な時代だなぁって別のベクトルの見方もしてしまうんですけどね。今、この時代じゃなければもしかして20年続いたであろうバンドも解散するし。でもね、この同世代の二人だから言うのもありますけど、真っ当な人はもう辞めてますからね(笑)。

NAOKI:(笑)。

seek:僕ら真っ当じゃないんですよ。世の中的にちゃんとしてる人は、すでにちゃんとするはずやから。

NAOKI:それは、そうだね。

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